oasis

先日、Oasisの「Live ’25」ツアー東京ドーム公演に行ってきました。
世界中で注目を集めた復活ライブの日本公演ということで、会場に到着したときから胸が高鳴りました。スタジアムの規模、ステージを囲むバックスクリーンの映像、照明の演出ともに期待以上のものでした。

ライブでは「Supersonic」「Wonderwall」「Don’t Look Back in Anger」といった、おなじみのアントラームも披露され、大合唱の波が何度も起こりました。聴衆の声が一体となって響く瞬間が、とてもエモーショナルで、「これがOasisだ」という空間がそこにありました。 
ステージを見上げると、リアルタイムであの90年代のブリットポップの熱気が再現されているようで、時代を超えた興奮を感じました。

また、音響も素晴らしくて、ギターのリフやドラムのビートが体に沁み入るような感覚。演出も、懐かしさと新鮮さが絶妙にブレンドされていて、ただ単に昔の曲を演る「懐メロライブ」ではないという印象を強く持ちました。 
実際、チケット価格も高めで「それだけの価値があるかどうか」迷っていた部分もありましたが、終わったあとは「来てよかった」という満足感でいっぱいでした。 

私自身、会場に着いたときに並んだグッズショップでは、限定Tシャツやツアー記念アイテムが売り切れ寸前。周囲には年齢層も幅広く、10代・20代から40代・50代のファンまで、皆が「この瞬間」を待っていたんだなという空気が漂っていました。 
ステージ後方の大型スクリーンに映し出された観客の顔ぶれや移り変わる光の演出も印象的で、ただ音を聴くだけでなく「ライブそのものを視覚でも楽しむ」時間でした。

おそらく、今年のライブとして“最高のひととき”のひとつだったと思います。もしあなたがOasisのファンであれば、2016年以降の活動休止を経てこの復活ツアーに参加できたことは、ひとつの特別な思い出になるはずです。私もまた、次にこういう機会があれば必ず参加したいと心に誓いました。